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この本は、「苦しみを生み出す思考の罠」に気づかせてくれ、思考に振り回されるのではなく、より高い本当の自分の意識から生きるための道筋を示してくれます。
「思考は私ではない」ということを、著者自身の実体験も交えながら丁寧に伝えてくれるため、頭で理解するだけではなく、実感を伴って納得できるようになっていきます。
著者のYUKARIさんは、「完全覚醒の学校」を主宰し、自身も覚醒体験を持つ方。
覚醒体験をしても、時間が経つと元の状態に戻ってしまう人が多いなか、YUKARIさんは完全覚醒から5年以上経っていますが、今も変わらず幸せで満たされた状態であり続けているそうです。
本書では、そんなYUKARIさん自身の実体験をもとに、思考を超えて覚醒へ向かう道の進み方を、私たちの日常にも取り入れられる形で、分かりやすく教えてくれます。
著者のYUKARIさんの言葉には説得力があり、読んでいるだけで不思議と心がおだやかになります。
「思考=わたしではない」という気づきについては、すでに多くの方が発信されているため、知っている人もいるかもしれません。
でも、この本は、その概念を頭で理解するだけではなく、実際にそう生きようと心が動く本だと思います。
私の場合は、「大きな意識としてのわたし」の視点から、日常を生きる時間が増えたように感じます。いつものパターンの思考に翻弄される時間も、少なくなってきました。
また、印象的だったのが、「使命は探さなくていい、引き寄せる必要もない」という言葉です。
「今の自分はまだ足りない」「もっと特別な存在にならなきゃ」という思い込みが心の奥にあるからこそ、使命や天職を外側に探し求めてしまうのだそうです。
私自身もこれまで、「今の自分のままではダメだ」と思わせる思考があることに気づきました。
「まだ足りない」と思わせ続けることで、私の意識を外へ、外へと向かわせていたのです。
これまでいろいろな実践をしてきた人にこそ、一度読んでみてほしい本です。
掲載日 2026年9月4日