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「引き寄せ」という言葉に、心のどこかが引っかかったことはないでしょうか。
やってみたけれど、うまくいかなかった。
本当だったらいいなと思う一方で、「そんな都合のいい話があるだろうか」と疑ってしまう自分もいる。
この本は、その引っかかりに物理学のことばで答えてくれる本です。
たとえば、こんな話が出てきます。
量子力学の「多世界解釈」という考え方によれば、この世界には無限に近いほどのパラレルワールドが存在している。
だとすれば、あなたが理想とする世界線も、すでにどこかに存在していることになる。
存在しているのなら、あとは移動するだけ。
そして移動するために必要なのは、努力でも根性でもなく、なりたい自分と同じ電波を出すこと——つまり、その状態の感情を先に持つことだ、と。
願いが叶わないのは、あなたの力が足りないからではない。
ただ、出している電波が違うだけ、ということが腑に落ちます。
本書には、こうした「目に見えない世界の使い方」が56の法則としてまとめられています。
著者の田畑誠(まこちん)さんがまた面白いのです。
大学卒業後プロのレーシングドライバーを目指すものの断念。その後、医療機器の販売会社を立ち上げ、年商数億円規模にまで育てます。けれどその後量子力学に出会い、国内外の文献や論文を読みあさるようになりました。
そして2018年、会社をたたんで「意識を変えることで現実を変える方法」の発信を始めます。ブログはたちまち人気に、今はYOUTUBEで知った方も多いかもしれません。
「物理は苦手だったから」と身構える必要もありません。
学校で習ったあの物理とは別物で、数式を解かされることはありません。
見出しと目次がよく整理されているので、気になったところからかいつまんで読めるのもうれしいところです。
2024年9月の発売直後に重版がかかり、いまも版を重ね続けています。
スピリチュアルは好きだけれど理屈がないと動けない人にも、引き寄せを試して空振りしてきた人にも。
「なぜそうなるのか」が分かると、同じ話がまったく違って聞こえてきます。
掲載日 2026年9月12日